雪花伽

たぬきと添い寝したい。

美術史の話13:エコール・ド・パリ〜故郷を失くした放浪者

エコール・ド・パリ

 エコール・ド・パリとは、パリ・モンマルトルに集った、国籍も作風もバラバラな画家たちの一派です。

 当時のモンマルトルは家賃が安かったため、世界各地から貧しい若手芸術家たちが集まってきました。

 故郷を喪失した放浪者たち。その作品には、不安や哀愁が漂います。

 

藤田嗣治レオナール・フジタ

 戦中は軍のために戦争画を描いていましたが、戦後、打って変わって戦争協力の罪で非難され、日本に嫌気がさして渡仏しました。

 「乳白色の肌」の裸婦像が特徴的です。

 

モーリス・ユトリロ

 母はシュザンヌ・ヴァラドン父親は不明。ルノワールという説もあります。彼女は奔放な女性で、色々な画家と関係がありました。

 そんな生い立ちのためか、早くから飲酒癖がありました。

 1909-1912「白の時代」に秀作が多いです。

 

 モディリアーニ、スーチン、パスキン、キスリング、シャガール佐伯祐三なども、エコール・ド・パリの画家です。

 

まとめ

 1925〜・モンマルトル

 世界各地からパリに来て、各自の民族性と個性を表明。

 貧しく悲惨な生活を送り、不安・哀愁が漂う作風。

 

お疲れ様です。