雪花伽

たぬきと添い寝したい。

ジェントルインク四季彩 海松藍(+ラミー ブルー)

セーラー万年筆から出ている、ジェントルインク四季彩 海松藍のレビューです。

 

50mlで859円。

四季彩シリーズは彩度が低めで和な感じが出ているし、目に優しいので、初めて買うインクはここにしようと決めていました。

 

コンバーターをつけます。

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カードリッジの代わりになるインクの容器で、赤い部分をくるくる回してインクを吸い上げます。

 

暗い青みの緑です。

これでカリグラフィーのゴシック体とか書いたらカッコイイと思います。

 

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サファリの2017年限定色、トロールとも比較してみました。

 

トロールほんといい色ですよね……。海松藍はペトロールより緑っぽい色ですが、もっと青みのほうが好みなので、次回は別のも試してみる予定です。

コピックに少なくとも2万かけた人間なので沼に落ちるのは容易。)

 

アルスターを買ったときについてきたラミーのブルーのカードリッジもついでにレビューしますね。

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どうも海松藍はインクがさらさらとしているのか、インクを変えた途端に線が太くなりました。

パイロットのインクも粘度が低いと聞いたことがあるけど、国産ってそういう傾向なのだろうか。)

 

濃淡も元々がかなり明度の低い色なので、出にくい感じです。

 

お疲れさまです。

まやかしの月 下5-2

9-2.After School without You:君のいない放課後

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篠山紀信 写真展〜不気味の谷を超えて

2017.5.14 篠山紀信写真展 LOVE DOLL×KISHIN SHINOYAMA@アツコバルー

2017.5.20 オリエント工業40周年記念『今と昔の愛人形』展@アツコバルー

 

前半は写真家・篠山紀信ラブドールを撮影した写真展。

最近の人形は精巧にできていて、人と見紛うような見た目です。

 

まるで彼女たちに魂が存在しているような心地になりますが、

彼女たちは所詮偽物であり、舞台装置の廃墟と大差のないモノにすぎません。

 

階段やエスカレーターに裸の女性が佇んでいる光景はシュールというか、CGのようです。

 

 

それから、トイレの化粧台で脚を広げて座っているヌードのOLさんみたいな、

生身のモデルさんだったら絶対請けてくれないだろって思う光景も、人形だからこそ実現して、一枚の写真に収められています。

 

 

公共の場では人間の裸は許されないけれど、人形、つまりモノだから許される、それでいて表現できた光景、みたいな感想を持ちました。

 

後半はドールメーカーのオリエント工業の展覧会でした。

 

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麻耶さんみたいな娘が。くるくる回っていました。

 

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左の娘が好みです。

 

メイクの工程や、実際に人形の肌に触れるコーナーもありました。

 

お疲れさまです。

まやかしの月 下5-1

9-1.Play on Words:言葉遊び

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ライアン・ガンダー展〜この翼は飛ぶためのものではない

2017.5.5 ライアン・ガンダー展@国立国際美術館

 

イギリスの現代芸術家、ライアン・ガンダー展の日本初の展覧会。

コンセプチュアル・アートの旗手だそうです。

 

それにしても、国立国際美術館は建築がいいですよね。

翼を思わせる鉄パイプとガラスのファサード

中に入るとひたすら降りていきます。B3階まで。

 

B1階の床のモザイクタイルはきらきらしていて美しいですね。

B2・B3階も木材をスライスしたようなタイルが敷き詰められていて、お金がかかっているなあと感じます。

 

ところで、ライアン・ガンダー展は稀に見る難解な展覧会でした。

人生で初めて音声ガイドを借りて、「負けた……」という気分になりました。

音声ガイドは500円です。

たまにはいい経験です。

 

作品を観ながら、ガイドに作品番号を入力して解説を聴くのですが、

ガイド「画家が生まれる前の家族写真です」

私「そうですか……」

RPGか。

 

Aボタン押しているような気分になります。

 

炭のにおいがしたり、音がしたり、視覚だけではなく五感をフルに使う芸術でした。

 

お疲れ様です。